ネットを観ていろんな情報をお持ちになってこられる患者さんが最近増えています。
これはある意味患者さんがご自身の歯に対して興味を持っているという事と、我々からすると話が早いという事でとてもいい事ではあります。
他方その情報が正しくなかったり、また過度の宣伝であったりする場合があることも事実です。
今回厚労省から指示があり、過度の宣伝広告や患者さんを紛らわせるような広告に対して、ネットパトロールをして、最初は注意、警告そして指導にまで及ぶことがあるという連絡が来ました。
確かにネットを観るといい事ばかり書いてあります。
ただどう解釈しても正しくないことが書かれていることも散見されます。
例えば「絶対〇〇となりますので一度試してみては…」とか、「当院は〇〇を使っているので日本一安心です…」とか。
また厚労省で規定されていない医薬品を使っての治療は国内では特例を除いては認められていないのですが、そういう薬剤を使って治療をします、と書いてあったり。
確かに今まではやりたい放題でしたが少しは厚労省が監督してくれるという事で安心していますが、また法の隙間を縫っていろんな事を考える方がおられるのではと心配しております。