虫歯は治療するべきであるのは言うまでもない。
理由は自然治癒しないからです。
確かにCO（シーオー）と言われる初期虫歯は年齢にもよりますが治療をせずその名のごとく(obserbation：経過観察）するときもあります。
他にもそういう事があります。
それは当分の過剰摂取や不規則な生活習慣から来る虫歯の場合です。
これは賛否両論ありますが私は基本的には生活習慣指導とフッ素の利用でなるべく削らずに様子をみます。
理由は治療をした歯がまたその悪習慣により進行してしまい、しかも劇的に悪くなることが多いからです。
もちろん虫歯を放置白という話ですので大変に難しい所ですが、多くのケースではそういう歯を治療してその後進行した時にはかなり神経を取る恐れが多くなるために、なかなか削る勇気が出ません。
また他方経過観察して食生活などを改めていただければ、その虫歯と共存することも多く経験しています。
とにかく虫歯にしてからそれをどうするかではなく、虫歯にならないような生活習慣が大事と考えます。