私事ですが、先日同窓会がありました。
中学時代のですが、地方出身者の私は東京に出てきている(連絡の取れる)旧知の友人と会える同窓会が楽しみです。
そんな話はどうでもいいのですが、1次会で3人から、2次会で1人から歯の相談を受けました。(全員で15人の参加でしたが)
ある方はご自身の歯をガラスセラミックスにするか、ポーセレンにするか。
ある方は娘さんの親知らずを抜くかどうか。また矯正をしてあげたいのだけれども親知らずは抜かなくてはいけないのか?など。
他にも質問攻めのようにみんなが聞いてきます。
当然かかりつけの先生がおられるのですが、やはり聞きにくいという事のようです。
確かによろづ相談所のように何でも表裏なくしゃべる歯医者も少ないようで、特に私とはそういう利害関係が無いので相談しやすかったようです。
でも裏を返せば私も患者さんにとっては本心から歯の事を相談できる歯科医師ではないのかと、反省した次第です。
なるべくわかりやすく、押し付けの無いように、最後は患者さんが決められるまでお話をしたいと思っていますが、まだまだかもしれません。
相談に乗ってあげたような気持になりつつも、自分が反省しなくてはならないのだと感じて帰ってきました。