保育園や小学校での外傷はよくあります。
当院では嘱託している保育園や学校歯科医をしている小学校から外傷の子供を診てほしいという問い合わせには迅速に対応するようにしています。
外傷の治療は時間を争うような事態にもなりかねません。
ですから最優先で拝見するようにしています。
今日はその保育園から秋の検診を受けることが出来なかった園児が2名検診で来院されました。
そして同時に保育園の先生から検診結果でご父兄の方からご質問を毎回受け付けておりますが、その質問用紙をご持参いただきました。
前回春の検診の際は初めて質問者の数が20名を超えてしまい、皆様歯に関して大変関心があるものだと感心するとともに、その対応が文書では無理であると考えて保育園に無理をお願いし園児の帰る時間を見計らって「相談会」を開かせていただきました。
ただの相談会でなく、おひとりおひとりがお持ちの質問に個別にお答えするという形を取り、約2時間くらいかかってほとんどの方にご説明ができたのではないかと自負しております。
その甲斐あって?今回は7人からのご質問だけとなり、今回は文書に手のご回答とさせていただきました。
我々保育園の嘱託医や学校歯科医は単なる「検診屋」ではないと思っています。
特に若いご父兄の方はお子様の健康に関してのご心配は大変大きいと思います。
でもなかなか身近に相談できる方がいないのも実情のようです。
もちろん「かかりつけ医」をお持ちの方も沢山おられると思います。
でもきっかけが無いと、なかなか歯科医と直接相談することは難しいそうです。
これからも検診屋でないご父兄の相談役になれればと思って、検診させていただきます。