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インターネット

最近インターネットを見てこられる患者さんが大変多いことに気が付きました。

 

患者さんは大変知識を持っており、こちらがお答えに困窮する場合もたまにあります。

 

それでは先生の意味がないじゃないかというお叱りの声も聞こえてきそうですが、そういう意味ではありません。

 

私よりより多くの知識があって、歯科医師顔負けの情報量を有して、的確にご自身のお体のことを熟知していらっしゃるのではなく、中途半端にあちこちに落ちている本来は結びつくはずのない情報を無理やり結びつけたりしてご意見や質問をされるので、その絡まった糸を解きほぐすように一からお話をして、また基本の基本までさかのぼって解きほぐさないとご理解がいただけないという、そういう意味で大変困窮している訳でございます。

 

また中にはなかなかの達人がおられまして、「こうこうこういう症状だからきっと何々の病気の状態なので、こうしてもらいたい」ということで、診断と治療方法までご指示をいただくことがございます。

 

あなたは歯科医師ですか?と揶揄したくなる時もあります。

 

これもすべて今のインターネットの恩恵(副作用)でしょうか( ;∀;)